ダンテの「神曲」は私の中で1・2位を争う
好きな本の一つ
主人公のダンテがローマ時代の詩人ヴィルギリウスに
連れられて 煉獄・地獄・あこがれの人が待つ天国と
冒険する物語。
また 銅版画家ギュスターヴ・ドレの挿画もリアルで
すばらしい
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ダンテはフィレンツェを対抗勢力の陰謀によって永久に
追放される。
その放浪の生活の中で書かれたものだけに、ダンテを
苦しめた ときの政府や役人たちをこの物語の中で
八つざきにしている。
自分を一番苦しめた奴には重い刑を・・なんとも個人的
ダンテのそういう人間臭いところがワタシは好き
蛭に溢れる血の池
灼熱の窯に頭から突っ込み 逃げれば串刺し・・
永遠に体を斬られ 痛みに耐える
などなど・・残酷な地獄の世界。

いつもこの「神曲」を読むと 私も地獄・煉獄に行って
見たいと思う。もちろん 痛い目に合うのはゴメンだけど。
天国もいいけど、私の性格上きっと2・3日で
飽きると思う。
もしかして 最初から地獄行きの人間だったりして
ヤダヤダ これからちゃんとしょう、挽回できるかもよ
毎回こんなことを真剣に考える 小心者のワタシ

最後にダンテは天国で憧れのベアトリーチェに会う
そこで二人が合唱する言葉。

「何が大事か知ること 理屈を超えて見ること。
 人が理詰めで行ける道には限りがある。
 すべてをあるがままに 景色のように見るがよい
  すべては不思議 すべては自然
 私の心を光が照らすまで 
      強いて分かろうとはしないこと・・」

訳者によって内容は若干変わりますが・・
何度でも 読み返したい文章
手帳に毎年書いてしまいます